【知っておくと安心!】外反のテーピング方法

外反母趾になる根本的な原因の考え方は時代とともに変化している

つま先の窮屈なヒールが高い靴を頻繁に履いている若い女性がなりやすい足の病気、と考えられてきた外反母趾。

その原因や解決方法は年々変化しており、今では女性だけでなく男性や子供でもなることがあると周知されるようになってきました。

 

もちろん、つま先が窮屈なヒールの高い靴を履き続けていると足に負担がかかるのは間違いありませんし、それをやめたら外反母趾が改善されることもありますが、同じような靴を履いていても全く外反母趾にならない人もいます。そこで原因は他にあるのではないか・・・と考え方が変化し、現在では①遺伝的なもの、②歩き方(着地や離地を含む)、③体型、④足に合わない靴、⑤もともとの足の形⑥加齢、⑦生活習慣、などに原因があることがわかってきました。

これらが複合的に合わさり、 自分の体重を受け止めきれない足がトラブルを引き起こすことになるのです。

 

現在進行形で外反母趾の人がどの原因に当てはまっているのかは、実際に診察してみないと解明されませんが、着地する時に足の指の間がきちんと開いて離地する時にはきちんと閉じる機能を失わないように心がけることが外反母趾を予防または改善していく上で欠かせない要素となってきます。

 

そこで今回は、そういった足の機能を補佐するためのテーピングという考え方もまた時代に合わせて変化している実態についてお話していきたいと思います。

また、外反母趾について以下のようなご相談をいただきました。

 

【テーピング方法を教えてください】

 

外反母趾を自覚してから、多分5年以上は経過していると思います。33歳の販売業です。

普段は仕事柄パンプスを履かなければならないため、親指の付け根の骨が靴と当たって痛いところに市販のクッション素材のパッドを貼ってやり過ごし、休みの日はヒールのない足に楽な靴を履くようにしています。

 

今までは悪化するでもなく、なんとか過ごせてきたから深く考えていなかったのですが、最近は帰る頃まで持たなくなってきて、夕方から痛くて仕事になりません。

そこでインターネットで色々調べてテーピングの方法を試してみたのですが、効果を感じられません。これ以上悪化すると仕事にも影響が出そうなので、なんとか良くなりたいです。効果的なテーピングの方法も教えていただけると助かります。

 

よろしくお願いします。

 

 

ご質問ありがとうございます。

立ち仕事で靴にも規定があると、転職をしない限りなんとか足を痛くない方法を考えて過ごすしかないと諦めている人も多いのではないでしょうか。

質問者様の場合、外反母趾になった原因に沿ったテーピングを取り入れない限り、悪化させてしまう危険性があるのでこの段階で相談していただけて良かったです。

 

テーピングは局所的に保護する意味合いだけであればセルフケアに取り入れて有効な時もありますが、どこかを締める・緩める・矯正するなどの意味合いが含まれるテーピングには専門的な知識が必要となってきます。外反母趾のテーピングも然りで、指を広げる方向や固定する場所を間違えると、何もしていない時以上の負担がかかることになり悪化のスピードが速まります。

 

様々なタイプに応用できるテーピング方法

 

  •  テープを選ぶ

このテーピング方法は、部分的にカットしながら立体的にテーピングを行っていくので、5センチぐらいの幅のあるものを選びます。素材は薄くて伸縮性の高いもの、かぶれにくい性質のものが適しています。

  •  踵にテープを貼る

踵の骨に被さるようにテープを貼り、土踏まずに向かって内側からも外側からも巻き込みます。テープの端と端は足の裏で出会う程度の長さです。踝を横断するようなイメージですね。

  •  親指を補強するテープを貼る

踵からつま先まで届くぐらいの長さのテープを、土踏まずの辺りから3等分に細長く切れ目を入れておきます。踵テープの上から切れ目を入れていない方を貼り始め、切れ目が入っているところまでは足に添わせるように貼っていきます。3等分した所まで来たら、まず真ん中のテープを親指の下側を通って指の付け根に巻き付けていきます。この時無理に開こうとする必要はありません。

次に上側にあるテープも真ん中のテープと同様に、親指の下側を通って指に巻き付けます。最後に下側のテープは親指の上を通って指の付け根に巻き付けていきます。親指を上から見た時に爪の手前でテープが交差しています。

  •  小指を補強するテープを貼る

最初に貼った踵テープの端に届くぐらいの所から、小指の先ぐらいまでのテープを切り、2等分しておきます。2等分ですので、テープの幅を最初から少し狭くしておくとおさまりやすいです。親指に貼ったテープのように下側のテープを小指の上を通って指に巻き付け、上側のテープを小指の下を通って指に巻き付けます。この時も指を無理に離そうとする必要はありません。

  •  足裏のアーチを補強するテープを貼る

足の裏の指の付け根にフィットするようにカッティングしておきます。足の裏を通る時は軽く引っ張りながら貼り、甲にさしかかる時には引っ張らずに柔らかく貼ります。あくまでも裏を補強するためのテープであり、甲まできつく締める必要はありません。

 

  •  ⑤のテープに重なるぐらいの場所で、親指の付け根を保護するようにもう一度足裏を通る時は軽く引っ張り、甲は優しく貼ります。

 

テープを貼る時は、常にどこを支える役割をするのか理解しながら貼っていくようにしましょう。

闇雲に矯正しようとして、テープを貼っただけで痛い時はきつい証拠です。このテーピング方法は矯正するよりも、足が忘れてしまっている本来の機能を取り戻すためのものですので、かぶれないように痛みを感じないように上手に貼り、日常生活を快適に過ごせるようにできるといいですね。

 

万が一テーピングをする前から既に外反母趾の痛みがある人は、親指の付け根から小指の付け根を横断するように甲を通って5巻き程度包帯で下巻きしておくと良いでしょう。それから、上記の手順で同じように貼っていきます。

 

他にも親指と小指に意識を取り戻させるテーピングを応用した靴下も販売されており、それを着用する場合は足の甲と指裏のテーピングをしておけば、あとはその靴下を履くだけです。

 

テーピング自体は3日ほどそのままにしても構いませんが、お風呂に入る時は貼った箇所にお湯が掛からないように注意しなければなりません。テーピングを丸3日ほど続け、1日中休みし、また3日ほどテーピングを続ける・・・というペースが有効です。

 

サキュレでの治療方法

 

サキュレでは、手技による外反母趾の矯正の施術を行っております。

外反母趾を自分でマッサージしたりテーピングしたりすると大体の場合悪化しがちなのは、親指の付け根で45度から場合によっては90度近く回転して脱臼していることと関係があります。

例えば、肩が脱臼している時に腕を回したら激痛が走るのと同じことが、指の付け根の関節で起こっているということです。まずは正しい位置に固定しなければ、外からの力も筋肉で動かす力も正常に作用しません。そのために、まずは、親指の付け根の関節を調整していきます。

骨盤矯正や頸椎ヘルニアなどの施術と同様に、施術後1回でも見た目はかなり変化します。

施術中の痛みはほとんどなく、数10分程度で完了します。

施術後すぐにハイヒールのパンプスを履くのは避け、なるべく裸足で歩く時間を作って、正常な骨格にしなやかな足の筋肉がつくように心がけましょう。

外反母趾の場合、足のアーチが崩れていることがほとんどですので、施術後も足のアーチを維持できるようにストレッチやエクササイズなどを取り入れると効果的です。

 

中度から重度まで進行した外反母趾になっている方のほとんどは、歩行時の衝撃でも激痛が走るのをかばうように、姿勢が悪くなっていることがあります。

姿勢は見た目の印象が生き生きと見えないこと以上に、体調面にも悪影響を及ぼしますので、外反母趾の施術と同時に全身の状態を整えていきます。

 

外反母趾と姿勢を改善すると、長年悩んでいた冷え性が解決したり、足が浮腫みにくくなったりするなど嬉しい効果も期待できますよ。

年齢とともに新しい筋肉は増やしにくくなり、腱や靭帯も加齢とともに伸縮力が衰えやすくなります。筋肉量が減り色々な部分でトラブルを起こすようになるのは、足もまた同じです。食生活や運動量、使い方を知り、体を支える足の健康について提案していきます。

 

 

サキュレで施術をした人の感想

 

もう何年も付き合ってきた外反母趾が、1回の施術でこんなにも変化するなんてビックリしました。なんでもっと早く見てもらわなかったのか、我慢してきたのか、自分でもわかりません。

自分の中で、このぐらいの外反母趾は普通だし、周りの同じ職種の人でも同じような悩みの人ばかりだったから、外反母趾を治すというイメージが無かったのかもしれません。

 

1回では完治しないから定期的に通うことにはなりそうですが、平日の遅い時間にも開いているそうなので、仕事帰りにも気楽に立ち寄れるのが良いです。

自分の周りの外反母趾で同じように悩んでいる人にも紹介したいですし、正しいテーピング方法も聞くことができ、安心して仕事に行くことができます。

 

外反母趾から解放されて一番驚いたのは、自分が外反母趾に知らない間に振り回されていたことに気づいていなかったことです。仕事帰りに外国語を習いたい、行きたいお店がある、ジムに行きたいなどの意欲をほとんど無くしていたことに気がつきました。

やっぱり痛い場所や不安を感じる場所が常にあるのは、精神的にも良くないことだったんですね。

 

 

嬉しい感想をお寄せいただき、誠にありがとうございます。

 

気持ちまで明るくなっていただけたのを聞くと、私たちもとても嬉しいです。

1日の半分近くを足に窮屈な靴で立って過ごすのは大変負担のかかる生活です。デスクワークが中心の生活とはトラブルを起こす場所が違ってきますよね。

今回の質問者様も、外反母趾の足へ負担をかけないような姿勢で立ったり歩いたりしていたために、腰や首の筋肉がかなりこわばっていたので、足の施術と同時に背面の筋肉を緩めて正しい姿勢を取り戻すことも課題となっていきます。

若い方の多くにこのような姿勢が増えており、底の高い靴やクッション性の乏しい靴の影響で重心が変化していることが最大の要因のようです。このまま何も手を打たずにすごしていると、外反母趾も進行しやすいですし、背面の筋力が早くから衰えて背中が曲がるのも早いのではないかと危惧されています。

 

痩せているのにお腹の下の方が出ている人は要注意で、既に猫背が始まっていて姿勢を保つことができていないことが考えられます。

このように、外反母趾を理由に来院される方の多くに、別の場所にも危険因子が潜んでいる場合がほとんどです。今は筋肉量や回復力で保てている体でも、疲労が溜まって炎症を起こすタイミングはいつやって来るかわかりません。

 

そうならないように、自分の今の体の状態を理解しておくことがとても大切です。

 

 

知っておくと安心!外反母趾のテーピング方法 まとめ

 

今回は、外反母趾が悪化する危険性もあるテーピングと、正しい方法についてお話してきました。

しかし質問者様のように、インターネットで調べて自分でやってみた結果、悪化していると感じる時は早急に中止するようにしてください。足のどこに原因があるのかを分からずに続けるのは大変危険だからです。

外反母趾のテーピングやサポーターの中には様々なタイプのものがあり、指先に間隔を開けるものが合っている人、親指と踵を固定する人が合っている人、足首を強化するだけで改善できる人、インソールを入れるだけで見違える人、色々なタイプによって解決策は違います。

 

今回のお話の中でのポイントは、踵と足首を補強すること、足の甲を固定すること、親指だけを離そうとしないこと、小指も自立させて踏ん張る力を入れられるようにすることなどの点が、従来のテーピング方法からより発展させたものとなっている所です。

この方法は仮骨性外反母趾のように、骨が肥大化して外反母趾になっている人、リュウマチやヘバーデン結節の人にはあまり改善が見られない方法ですから、テーピングを始める前にまずは専門機関を受診しておいた方が安全です。

 

また、比較的軽度の外反母趾を自覚している人も、質問者様のように応急処置でやり過ごすよりも、改善できる方法を一緒に考えていきませんか?

 

サキュレでは手技による外反母趾矯正の施術と、全身の整体を行っています。

手術という方法ではなく、日常生活を送りながら外反母趾改善していくこともできます。

気になる症状のある方は、まずはお気軽にご相談くださいね。

 

 

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著者:
手術なし手技のみで改善させる外反母趾のエキスパート 加納 芳郎
所持資格:
柔整師、鍼灸師、民間資格多数

自身の原因不明の不調を整体師の先生に救ってもらった経験から治療家の道へ。臨床を積むうちに何をしても繰り返す腰痛や肩こりで悩む人の共通点が足のトラブルだと気づき足の研究を始める。 その後43000人以上の施術経験をつみ阪急武庫之荘駅に神戸外反母趾センターを開業。 全国的で10人にも満たない手技のみで痛みや形を整える兵庫で唯一の外反母趾治療家。外反母趾、巻き爪、足底筋膜炎などの足のエキスパート。 松坂世代で、甲子園べスト16になった時の愛媛県今治西高校のエース。

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