【実は関係している!】外反母趾と土踏まずの関係とは?

偏平足と土踏まず、どう関係している?

歩き始める前の赤ちゃんの足は、丸くて柔らかく、土踏まずはまだ発達する前なので偏平足ですよね。

つかまり立ちを始めたり、歩き始めたりすると、指先にギュッと力を入れて踏ん張っているのを見ることができます。これは自分の体重を支えるために足や腰の筋力が未発達なために、足で踏ん張って補っているからだと考えられます。

赤ちゃんによっては、はいはいの段階から足の指先を使って進むスタイルの子もいます。

 

しかし私たちは成長するにつれ、足以外の筋力がついてくると、立ち上がる時も歩く時もさほど足の裏を意識しなくなりますよね。ふくらはぎや太腿の筋肉で補えてしまうからです。

他にも足に対して適度な体重以上の負荷がかかり続けると、足の甲の骨がアーチを維持できなくなり、土踏まずがなくなっていきます。この現象は大人では急激な体重の増加があった時に起こりますが、身長や体重が目まぐるしく変化する成長段階の子供にも起こり得ることです。

 

特に気をつけたいのは、成長とともに運動量が上回り足をよく使って過ごすことができていれば問題ないのですが、体は大きくなり体重も増えたけれどそれに見合う運動量に満たないと、足のアーチは筋力が衰えて偏平足になりやすいです。

偏平足は疲れやすいだけでなく、外反母趾を誘発しやすいなど様々なトラブルの元凶となりますので、意識して足を使っていけると良いですね。

 

今回はそんな偏平足にまつわるご相談をいただきました。

 

【息子の足で気になることがあります】

 

小学校5年生になる息子の足のことでご相談です。

身長は平均的ですが、体重の方は少し太り気味で、体育の授業などでよく捻挫をして帰ってきます。

長時間座っていると足も痺れやすく、足の裏も全面がぺったりと地面に着くほどの偏平足です。

最近では偏平足だけでなく、足の幅が広がったのに対して足の親指は引っ張られるように人差し指に寄っているのが気になっています。

ただ運動量を増やせば改善されるのか、何か特別な手術などがひつようなのか不安です。

 

できれば長期間学校を休むのは避けたいので、何か良い方法は無いでしょうか?

よろしくお願いします。

 

ご質問ありがとうございます。

 

私たちの足は、生まれつき指の長さやだいたいの形は決まっているものの、肉付きや厚み、筋力などは使い方で日々変化しています。

気をつけたいのは、学生時代には運動をしていたが社会人になってから運動量が激減した、成長期に足をあまり使わずに過ごした、加齢とともに姿勢が変わったなど、足へ必要な刺激が適切ではなくなっている時です。

 

質問者様の場合は成長期のお子様の足に関するお悩みで、今後ますます運動量が増えるにあたってどのように過ごしていけば良いのか気になるところですよね。

子供の偏平足は知らない間に変化することもあり、ほとんどの場合何もしなくても良いのですが、外反母趾を発症しかけているとなると話は別です。

偏平足が原因で外反母趾を発症していると、足指の関節が捻じれてきて、指を開く運動をしようとすると指先を閉じる方向に力が作用してより痛みと変形が増すことがわかってきています。

 

では偏平足のチェック方法と、外反母趾を発症する前にやっておきたい対策について考えていきましょう。

 

やってみよう!偏平足セルフチェック

 

  • 土踏まずにボールペンや鉛筆などを置く

床に、ボールペンや鉛筆を足に対して90度に置きます。どのぐらい土踏まずと床の間に隙間があるかどうかというチェックです。体が柔らかい方は、前屈の要領で自分の指が土踏まずと床の間に入るかどうか見ることができるでしょう。

ポイントは両足で立っている時の足でチェックするところです。片足で立っていると指先が踏ん張って甲が高くなることがあるので、正確な土踏まずの状態が把握できません。

 

  • 壁や椅子などを使って床に鏡を置く

床に鏡を置き、傾斜を使って自分の足が見えるぐらいの角度に設定します。

こうすることで下から自分を見上げる構図になり、客観的に視覚的に土踏まずを見ることができます。試着をするような鏡では自分を下から見ることができませんので、ある程度の傾斜をつけることがポイントです。両足で土踏まずのアーチが違う人もいますから、念のため両足の状態をチェックしておきましょう。

 

  • 靴の形が崩れやすい

偏平足の人は内側までぺったり地面に着地してしまうので、靴が引っ張られて型崩れを起こしやすい傾向にあります。自分が履いている靴を後ろから見た時、吐き口が広がって潰れていたら要注意です。他にもムートンブーツやペタンコの靴が内側に向かって崩れている時は偏平足がかなり進んでいると言えそうです。サンダルを履いていてもソールにきちんと足が乗らず、よく滑ったり挫いたりする実感があるのではないでしょうか。

 

  • ヒールが地面に対して直角に立っていない

ペタンコの靴やムートンブーツほど靴自体は型崩れしていなくても、靴を脱いだ時のヒールはどのようにすり減り、どのように自立していますか?偏平足の人が高いヒールのある靴を履いている時、重心は足の内側に集中し、特に土踏まずから足の親指にかけて体重がかかるため、内側がすり減りやすくなります。靴を脱いだ時も同じことが言えるというわけです。

 

  • 足が浮腫みやすい

足の裏全体をバネのようにしなやかに使われていないと、その周りの筋肉や靭帯も運動機能が低下し、血液やリンパの巡りが悪くなります。偏平足の人で足首までのっぺりとしている人は浮腫みやすい状態になっています。足が浮腫みやすくなるのは、偏平足を引きずるようにドスドス歩いているとふくらはぎも使われなくなるためにポンプの役割が果たされなくなることにも関係しています。妊婦さんによくある浮腫みの一つに、体重の増加と偏平足が関係しているのはこのサイクルが出来上がってしまうからだと考えられます。

 

他にも、巻き肩や猫背、重度の腰痛、太りやすいなど、偏平足と関係している体の変化は見えないところにも起こっています。偏平足の足で過ごしていると足が体重の衝撃を受け止めきれないために、他の部分に分散しようと自然に体全体のバランスが変わってきます。

そうなると姿勢を治しただけでは腰痛も治りませんし、逆に足とのバランスが取れないがために首へ負担が回ってくるなど違う部分へのトラブルへと発展します。偏平足を根本的に治しておくことで、回避できるトラブルはたくさんあるのです。

 

偏平足が外反母趾になり得る理由

 

土踏まずから親指の付け根まで地面に打ち付けるから

偏平足の足は、矛盾のある言い方になりますが土踏まずが無い状態なので、本来土を踏まないであろう部分が地面に着くだけではなく、引きずられるように足の親指の付け根まで地面に打ち付けることになります。

本来足の親指の付け根の骨は、手の親指の付け根の骨と同じように触ればわかるぐらいに大きい節ではありますが、地面には接地しません。この骨の周りにはクッション性の高い筋肉がありますので、衝撃を緩衝することができるのです。

この親指の付け根が偏平足によって流れることにより、クッションが無い状態で地面に打ち付けられてその衝撃から足を守るために骨が肥大化するとようになるのです。

 

 足の水かきが広がって戻らなくなるから

人間の足の水かきは手の水かき以上に退化しており、意識して開閉する運動をしておかないと、劣化したゴムのように伸びきったままになってしまします。

足の水かきが戻らず開いたままになると足の親指に何が起こるかという問題です。

足の指にある程度の筋力がある段階では外反母趾は進行しませんが、足の指に踏ん張る力が足りなくなると足の幅だけが広がり、使われなくなった指先は閉じたまま。足の幅に対して極端にバランスの取れない指先になってしまうというわけです。

 

 親指の付け根で捻じれが起こるから

上述の2点を合わせて、さらに足の親指の付け根の骨が脱臼したように45度~90度捻じれてしまうと、その先にある指も捻じれたままですよね。指の向きそのものが変形しているために、指を開こうとすると閉じる向きに力が働いてしまいます。これが歩くたびに外反母趾を悪化させる要因となります。

 

 

サキュレでの治療方法

 

サキュレでは、手技による外反母趾の矯正の施術を行っております。

外反母趾を自分でマッサージすると大体の場合悪化しがちなのは、親指の付け根で45度から場合によっては90度近く回転して脱臼していることの関係があります。

例えば、肩が脱臼している時に腕を回したら激痛が走るのと同じことが、指の付け根の関節で起こっているということです。まずは正しい位置に固定しなければ、外からの力も筋肉で動かす力も正常に作用しません。そのために、まずは、親指の付け根の関節を調整していきます。

骨盤矯正や頸椎ヘルニアなどの施術と同様に、施術後1回でも見た目はかなり変化します。

施術中の痛みはほとんどなく、数10分程度で完了します。

施術後すぐにハイヒールのパンプスを履くのは避け、なるべく裸足で歩く時間を作って、正常な骨格にしなやかな足の筋肉がつくように心がけましょう。

外反母趾の場合、足のアーチが崩れていることがほとんどですので、施術後も足のアーチを維持できるようにストレッチやエクササイズなどを取り入れると効果的です。

 

中度から重度まで進行した外反母趾になっている方のほとんどは、歩行時の衝撃でも激痛が走るのをかばうように、姿勢が悪くなっていることがあります。

姿勢は見た目の印象が生き生きと見えないこと以上に、体調面にも悪影響を及ぼしますので、外反母趾の施術と同時に全身の状態を整えていきます。

外反母趾と姿勢を改善すると、慢性的な腰痛が楽になったり、ダイエットやトレーニングの効果が出やすくなったり、嬉しい効果も期待できますよ。

 

サキュレで施術をした人の感想

 

子供に整骨?というちょっとした抵抗がありましたが、結果的に怪我をするたびに専門機関でギプスや松葉杖を使わざるをえないような状態になる前に予防する目的で活用するのは、必ずしも早過ぎることではないということがわかりました。

 

連れて行った時にまず足を見る前から外反母趾になっているのではないかと指摘されて、驚きました。毎日接している親でもよくよく見てみないと気づかなかったのに、立っている姿勢からすぐにわかるとは・・・。

 

外反母趾と聞くと若い女性がなるイメージだったので、まさか小学生の男子がなるとは思いもよりません。ただ、入る靴が市販されている物の中でも一番幅が広いものでないと入らないことの理由も説明していただき、目から鱗でした。

 

食事や睡眠、運動など親として気を配ってきたつもりですが、偏平足が怪我をしやすい骨格や体の動かし方のベースになっているなんて、偏平足を軽く見てはいけないのだとよくわかりました。これからは家族で足と体の健康についてもっと考えていきたいです。

 

嬉しい感想をお寄せいただき、誠にありがとうございます。

 

運動量が多い育ち盛りの年代でも、偏平足から来る外反母趾が増えています。

これは昔よりも裸足で過ごせる場所が少ないことに大きく関係しているはずですが、だからと言って今の若い世代が全員偏平足になっているわけではありません。

 

偏平足になると跳躍力も大きく伸びないために、体育の授業で苦手とする内容が出てきます。

縄跳びが苦手、逆上がりが苦手、立ち幅跳びが苦手、垂直飛びの要領がわからない・・・などお子様の様子を聞いて、これらの跳躍に関する項目に苦手意識があるようでしたら足の状態をよく見てみるのも一考です。

偏平足を改善することで、外反母趾に発展する前に運動の苦手意識も払拭できるかもしれませんよ。

 

実は関係している!外反母趾と土踏まずの関係  まとめ

 

今回は成長期のお子様の偏平足をきかっけにした外反母趾のお話から、偏平足のセルフチェックと、偏平足が何故外反母趾を引き起こすのかという理由についてお話してきました。

 

偏平足でも日常生活に支障を来していないと思っている人も、現時点ではたくさんいらっしゃることでしょう。しかしそれはあくまでも、足の指やふくらはぎの筋力で歩行の衝撃をカバーできているだけに過ぎません。

加齢とともに運動不足となり、足の老化は一気にやってきます。

その時に足の裏の適正なアーチを維持しておくことで、不用意な怪我を防ぐことができたり、快適なウォーキングなどを楽しんだりすることができるのです。

偏平足が外反母趾を誘引する前にできることもたくさんありますよ。

サキュレでは手技による外反母趾矯正の施術と、全身の整体を行っています。

手術という方法ではなく、日常生活を送りながら外反母趾改善していくこともできます。

気になる症状のある方は、まずはお気軽にご相談くださいね。

 

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著者:
手術なし手技のみで改善させる外反母趾のエキスパート 加納 芳郎
所持資格:
柔整師、鍼灸師、民間資格多数

自身の原因不明の不調を整体師の先生に救ってもらった経験から治療家の道へ。臨床を積むうちに何をしても繰り返す腰痛や肩こりで悩む人の共通点が足のトラブルだと気づき足の研究を始める。 その後43000人以上の施術経験をつみ阪急武庫之荘駅に神戸外反母趾センターを開業。 全国的で10人にも満たない手技のみで痛みや形を整える兵庫で唯一の外反母趾治療家。外反母趾、巻き爪、足底筋膜炎などの足のエキスパート。 松坂世代で、甲子園べスト16になった時の愛媛県今治西高校のエース。

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