【痛いのは嫌!】外反母趾になったら靴でオシャレを楽しめない?

外反母趾を軽く考えてはいけません!

 

外反母趾になると、足の親指の付け根が当たって自分が履きたい靴が履けないというお悩みをよく聞きます。外反母趾と聞くと女性に多いイメージですが、女性に限らず男性でも、スマートな革靴を履きたいけれど長時間履くことができないために、スーツとは少し合わなくても妥協している方もいらっしゃるのではないでしょうか。

靴を選ぶ方は表側の材質や形には勿論気を付けるべきですが、インソールや裏のソールの材質もまた様々なものがあり、海外で作られたものだと日本人の足に合わなかったり日本の気候に合わなかったりするということが起こり得るのです。

 

朝起きてから寝る直前まで靴を履いて過ごす欧米では、外反母趾をはじめ足に特化した専門医が数多くいますが、日本では足の疾患はまだまだ重要視されていないのが現状です。

しかし靴を履いている時間が欧米と同じように長くなっている日本でも、今後は自分の足についてきちんと考える機会が増えることで一人でも多くの人が快適に過ごせるようになると良いですよね。

 

当院にも様々なお悩みを抱えた方が数多くいらっしゃいます。

 

先日、このようなお悩み相談をいただきました。

 

【外反母趾になったら靴でオシャレを楽しめないのでしょうか?】

 

子供が小さかったために普段は毎日ペタンコの靴で過ごしていたので、外反母趾だから靴を選べないという問題にはしばらく直面していませんでした。

妊娠中も夏はゴムのサンダル、冬はムートンブーツで、すぐに着脱ができるということに重点を置いていたように思います。

結婚式などに呼ばれて出席する時もヒールのある靴を履くのは短時間ですし、履き慣れた黒いパンプスにタイツという定番のスタイルで、オシャレのために靴を履くということから長らく遠ざかっていました。

ところが、子供たちも大きくなり抱っこをしたり走り回ったりする機会が激減しそろそろ自分のオシャレを・・・と思ったら流行の靴のほとんどが自分の足に合わないということに気が付きました。

周りのお母さんたちはハイヒールでなくてもオシャレな靴を履いているように見えますし、やっと自分のために時間を使えるようになってきたのでファッションとしての靴を楽しみたいです。

 

外反母趾でも足元からオシャレを楽しむ方法を教えていただきたいです

よろしくお願いします。

 

ご質問ありがとうございます。

 

妊娠、出産、子育て・・・この時期の靴選びは、大きなお腹になっても転びにくい、赤ちゃんを抱っこしていても履きやすい、小さいお子さんを追いかける時に走りやすい、などオシャレに気を使う前に実用的な靴を履くことが求められますよね。

全身のバランスを重視して足が長く見えるようにヒールの高い靴を履くことは二の次になり、いざオシャレをしようと思うとどこから手を付けるのか確かに迷うところです。

最近ではヒールがそこまで高くなくても、甲が浅くて幅の狭いパンプスがトレンドになっていることもあり、外反母趾の方には試着の段階で無理があると思われる靴が増えているようです。

 

そこで今回は、外反母趾でも靴でオシャレを楽しむことはできるのか考えてみましょう。

 

外反母趾でも靴を楽しむために気をつけたいポイントは?

 

足の指が圧迫されていないかどうか

私たちは歩く時に自然に足の指で踏ん張ってから踏み出すという運動を行っています。

この運動が阻害されるような狭いつま先の靴は、本来の運動機能を奪い筋力を劣化させてしまうのです。そのため、つま先は指がある程度自由に動かせるものを選ぶのがポイントです。

靴を脱いだ時に。足の指の節が赤く跡になるほど圧迫されていると、指先の自由も奪われますが、それ以上に血流も足元で滞ってしまうために酸欠からくる頭痛や極度の冷え性が慢性化することにも繋がります。

 

靴の幅が広過ぎないかどうか

外反母趾だから足の幅以上の靴が良いと思っている方がいらっしゃるかもしれませんが、足のアーチが崩れてしまうと幅の広い靴を履き続けることで踏ん張ることができなくなり、体重を分散させるために親指が捻じれて脱臼の症状が悪化することになります。

指先には適度な遊びが必要ですが、足の幅はアーチをサポートできる程度にフィットする靴が理想的です。

 

ヒールはプラットフォームかウェッジソール

足が長く見えるとオシャレの幅も広がりスタイルが良く見えますが、外反母趾で7㎝以上のヒールを履くのはかなり危険な行為です。

そのため、もしヒールのある靴を履きたいということであれば、全体的に底上げされているプラットフォーム型のタイプか、ヒールがなだらかに繋がっているウェッジソールタイプのものを選ぶと安定感もあり足が痛みにくく疲れにくくなります。

同じようにヒールの太い靴も着地の安定感が増すので外反母趾には優しい靴と言えます。

インソールを使用する

履きたい靴の内側が滑りやすくクッション性に乏しい時は、インソールを使用することで足への負担がかなり軽減します。

インソールを使用する際は、土踏まずだけが盛り上がっているものだと逆に足の指が機能しないことがあるので、衝撃を吸収し分散できる硬さと厚みのあるものを選ぶようにしましょう。

足のアーチも大切ですが、踵で着地する時の衝撃をダイレクトに足の親指に伝わらないようにするということも注目したいポイントです。

 

 

外反母趾で靴を選ぶ時にはどうしても親指の付け根が当たらない痛くないものを優先しがちですが、それではどんどん幅が広くなって最終的には足の機能を低下させてしまうことになります。

サポートしながら足の機能を取り戻せるかどうかという点を重視することが外反母趾での靴選びに必要な要素です。サポート機能のない靴にはインソールでカバーすることを忘れないようにしましょう。

 

手術により外反母趾は完治するかどうか

 

外反母趾になって専門機関を受診すると、場合によっては手術を勧められることがあります。

血液検査やレントゲン写真による検査を行い、外反母趾がリュウマチやヘバーデン結節ではないと判断されると手術が可能だからです。

足の親指の出っ張っている部分を削り、見た目には元に戻ったかのように見えますし、その即効性は手技による施術よりも早く感じるかもしれません。

しかし入院も必要ですし、術後普段の生活を取り戻すまでには約2ヶ月はかかると言われており、その後外反母趾が再発しないとも限りません。

 

入院期間やリハビリ、費用の面も心配ではありますが、もう一つ忘れてはならないのが、外反母趾になっている時の足のまま手術をしてもアーチは崩れ筋力は低下したまま変わらないという点です。劣化した筋力は正常に使うことでしか取り戻せません。

そのためには、長期的に見て整えながら取り戻すという方法が、遠回りに見えて実は一番の近道となる可能性もあるのです。

サキュレでの治療方法

 

サキュレでは、手技による外反母趾の矯正の施術を行っております。

外反母趾を自分でマッサージすると大体の場合悪化しがちなのは、親指の付け根で45度から場合によっては90度近く回転して脱臼していることと関係があります。

例えば、肩が脱臼している時に腕を回したら激痛が走るのと同じことが、指の付け根の関節で起こっているということです。まずは正しい位置に固定しなければ、外からの力も筋肉で動かす力も正常に作用しません。そのために、まずは、親指の付け根の関節を調整していきます。

骨盤矯正や頸椎ヘルニアなどの施術と同様に、施術後1回でも見た目はかなり変化します。

施術中の痛みはほとんどなく、数10分程度で完了します。

施術後すぐにハイヒールのパンプスを履くのは避け、なるべく裸足で歩く時間を作って、正常な骨格にしなやかな足の筋肉がつくように心がけましょう。

外反母趾の場合、足のアーチが崩れていることがほとんどですので、施術後も足のアーチを維持できるようにストレッチやエクササイズなどを取り入れると効果的です。

 

産後に骨盤の調整をしていない方も、骨盤が歪んで歩く姿勢が悪くなり足の裏に影響を与えていることがありますので、外反母趾の調整とともに全身の姿勢も見直していくことが大切です。

 

外反母趾と姿勢を改善すると、代謝が上がって下半身太りやポッコリお腹がスッキリすることにも繋がり、嬉しい効果がたくさんありますよ。

 

 

サキュレで施術をした人の感想

 

子育てが一段落してそろそろ自分のオシャレにも気を使おうと思った矢先に、外反母趾で履きたい靴が履けないという問題に直面し、駆け込みました。

足を締め付けない靴を履き続けていたことより、妊娠中の大きなお腹を支える時に後ろ重心でガニ股になり、子供を抱っこする時に猫背になっていたことが、足全体を使わず平べったく立体感のない状態にする拍車をかけたようで、アーチが崩れているということを教えていただきました。

 

足と骨盤の調整をしていただいたので、まずは足の裏の筋力を取り戻すという所から見直していきたいと思います。

 

今までと同じペタンコの靴や冬場のムートンブーツを履く時にも、衝撃を和らげて分散し足のアーチを強化できるインソールを使用することで、重心も変わり足も引き締まってきたと言われるようになりました。

すぐにオシャレな靴を履くということは難しいかもしれませんが、まずは足と全身の姿勢を本来の理想的な状態に近づけてから色々試していきたいです。

足の甲までしっかり固定されるようなショートブーツであれば、前に滑って外反母趾が痛むのが比較的おさまることがわかりました。

今年の冬のオシャレはショートブーツから楽しめそうでとても嬉しいです。

 

 

嬉しい感想をお寄せいただき、誠にありがとうございます。

 

今回の質問者様のように、産後の体の状態は外反母趾を助長しやすい状態にあるということは否めません。

妊娠中の姿勢や子育て中の姿勢は、肩や腰、骨盤には大変負担のかかる姿勢になり、こまめにストレッチやトレーニングを続けられる環境になければ、筋力は衰えていき骨格を支えられなくなっていく一方です。

子育て中のお母さんたちは施術に通う時間もなかなか取れないですし、身体を妊娠前の状態に戻すのは本当に大変なことですよね。

このような知らない間に外反母趾が悪化して、気が付いたら好きな靴が履けなくなっていた・・・ということは意外と多いのではないでしょうか。

でも諦めずにきちんと調整して鍛えていけば、この先もオシャレを楽しむことは不可能なことではないんですよ。

 

 

痛いのは嫌!外反母趾になったら靴でオシャレを楽しめない?  まとめ

 

結論から言いますと、外反母趾を放置したままにしておくと、靴でオシャレを楽しめる時間は激減してしまうことでしょう。

しかし早めに対処していくことで外反母趾は改善に向かうことができる足の骨の病気です。

まずは外反母趾ぐらい・・・と軽く考えずに、悪化すると生活そのものを脅かす存在であるという認識を持つことから意識を変えていかなければなりません。

 

また外反母趾用のインソールや靴の中には、ただ土踏まずを高くするクッションが入っているだけで、外反母趾の悪化を食い止めるサポート力の低いものも出回っているのが現実です。

外反母趾用の靴やインソールを選ぶ際に重視したいのは、歩行時の衝撃を吸収し分散してくれる素材を使用しているかどうかというポイントです。

 

また紐タイプのウォーキングシューズでも、あまり軽すぎるものではかえって重心がふらつくこともあります。靴を持ち上げるために負担がかかるほどの重たい靴である必要はありませんが、踏ん張る時に安定感が増すように自分の体重に合った重さの靴を選ぶようにしましょう。目安は自分の体重の1%と言われています。

 

外反母趾が悪化すると、膝や腰、肩や首といった関節や骨にも悪影響を及ぼし、オシャレを楽しむどころではなくなってしましいます。

足の調整とともに全身の状態を見直して、普段から筋力が底上げできるようなエクササイズを取り入れて、足の保護と強化につながるような靴やインソールを積極的に活用して、オシャレを楽しむ余裕を取り戻したいものです。

 

サキュレでは手技による外反母趾矯正の施術と、全身の整体を行っています。

手術という方法ではなく、日常生活を送りながら外反母趾改善していくこともできます。

気になる症状のある方は、まずはお気軽にご相談くださいね。

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著者:
手術なし手技のみで改善させる外反母趾のエキスパート 加納 芳郎
所持資格:
柔整師、鍼灸師、民間資格多数

自身の原因不明の不調を整体師の先生に救ってもらった経験から治療家の道へ。臨床を積むうちに何をしても繰り返す腰痛や肩こりで悩む人の共通点が足のトラブルだと気づき足の研究を始める。 その後43000人以上の施術経験をつみ阪急武庫之荘駅に神戸外反母趾センターを開業。 全国的で10人にも満たない手技のみで痛みや形を整える兵庫で唯一の外反母趾治療家。外反母趾、巻き爪、足底筋膜炎などの足のエキスパート。 松坂世代で、甲子園べスト16になった時の愛媛県今治西高校のエース。

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