【悪化した外反母趾】手術になった場合どれだけ大変?

悪化した外反母趾の手術とは?

先日、このようなお悩み相談をいただきました。

【外反母趾の手術について詳しく知りたいです】

20代の頃から10年以上外反母趾に悩まされ続けています。

なるべく痛くない靴を見つけては、痛みをかばうように、悪化しないように過ごしてきましたが、もう何をしても痛くて部屋の中で裸足の時も憂鬱です。

 

来年結婚式を挙げることになり、できれば希望のドレスを着たいのですが、身長が高くないのでヒールのある靴を履いて素敵な仕上がりにできたらと思っています。

 

今のままではペタンコの靴やスニーカー、ムートンブーツ、ゴムサンダルぐらいしか楽に履くことができません。

この先も何十年と外反母趾に悩むのは嫌なので、今このタイミングで治しておきたいです。

 

手術をすれば外反母趾を治すことができると聞いたのですが、手技の外反母趾の施術とはどのように違うのでしょうか?

完治しておきたいですし、再発しないようにしていきたいので色々教えていただきたいです。

 

よろしくお願いします。

 

ご質問ありがとうございます。

 

ご自身の結婚式があるということで、外反母趾のせいでに思い描いた理想のウエディングドレスが着られないのは悔しいですよね。

外反母趾で、普段着用の靴ではかろうじて過ごせているという方も、フォーマルな装いをする時の靴には困っているということはありませんか?

実は、外反母趾を一瞬で改善できる方法はまずあり得ないと言ってよいでしょう。

もちろん、手術をすることで劇的に良くなる半面、傷の完治には時間がかかり日常生活を送るのが難しくなります

何ヵ月も自宅療養できる場合はそれで良いのかもしれませんが、学校や仕事、家事や育児など、長期で休むことができないほとんどの場合に支障が出ます。

そこで今回は、外反母趾の手術をするとどれだけ大変なのか、お話していきたいと思います。

全ての外反母趾が手術できるわけではなく、種類や段階によって手術をするほどでもないということは大いにありますので、術後の生活を想定して外反母趾の改善を目指すことが大切です。

 

段階がある?外反母趾の進行するステージ

 

外反母趾は、足の親指が何らかの理由で人差し指の方向に湾曲していく症状を指します。

女性に多いと言われているのは、先の細い靴を履く機会が相対的に多いイメージがあるからで、男性やお子様でも年齢や性別を問わず一定数の方が外反母趾になっていると言われています。

目で見てわかるほど湾曲していればすぐに気づくことができるのですが、軽度の段階では一日の終わりに足に疲れを感じる、合わない靴がある、といった自覚症状がなくて気づいてない方もいらっしゃいます。

 

では、外反母趾の進行するステージはどのようなものがあるのでしょうか。

 

ステージ① 《可逆期》

長時間同じ姿勢をとっていると体がこるのと一緒で、一時的に足の親指の付け根が圧迫されたことで痛みや疲れを感じるが、時間が経つと回復して骨の湾曲までは見られない段階です。

この段階であれば履く靴に気をつけたり、毎日ストレッチをしたりすることで外反母趾の進行を食い止めることができます。

まだ外反母趾になる手前ですので、靭帯や筋肉の劣化は見られず、自力で回復できる時期と言えます。

 

ステージ② 《拘縮期》

靴を履いていない時でも、15度から20度の傾斜が見られる外反母趾です。

既に靭帯や筋肉に炎症を起こしやすくなっており、骨の湾曲が始まるのもこの段階です。

足のアーチで体重を支えるのが困難になりかけているため、足の親指に尋常ではない負荷がかかっています。

足でグーパーした時に親指が足の幅より広げることができないほど固まっている時は要注意です。

 

 

ステージ③ 《進行期》

20度から40度の傾斜が見られる中度以上の外反母趾です。

何もケアしていなければ、普通に立っている状態の体重ですら受け止めきれずに外反母趾の進行を早めてしまいます。

この段階まで進行している方で、テーピングやインソール無しで1日を立って過ごすのは困難でしょう。座って仕事をしている時間が長く、通勤の歩行の時に痛みを感じるという場合も、15分から20分の歩行程度で痛みが出てしまうようでは、かなり疲労が溜まっているということになります。

足の親指の付け根が内側に脱臼しかけていると、指を開こうとする力が斜めに働き、親指が人差し指の方向に内転するという現象が起き始めます。

 

ステージ④ 《終末期》

40度以上に湾曲した重度の外反母趾です。

ここまで外反母趾が進行していると、内反小趾も併発していることが多く、足の先に向かって先細りしているようなシルエットになるのが特徴的です。

足の裏全体で体重を支えることが困難になり、踵重心で膝が曲がり、猫背などの姿勢が悪くなる要因を作ることになり、常にだるいなど体調面にも良くない影響を与えることになります。

親指の付け根が脱臼しているため、指を広げようとするだけで関節と違う方向に広げるのと同じ無理な負荷がかかり、自分でマッサージをするつもりが捻挫してしまった・・・ということにもなり兼ねません。

 

外反母趾の手術

 

①意志確認が行われます

できれば手術は避けたいと思っていても、これ以上保存療法が見込めないと判断された時、もしくは外反母趾による骨の湾曲が強すぎて急を要する時に手術という選択肢が提示されます。

本人が手術を受けたいと同意していることが条件ですので、受ける1ヵ月前頃に意思確認のための書類を提出し説明を受け、入院の日程などを決めることになります。

 

②片足なのか両足なのかを決めます

杖をつく生活が長い方ですと片足だけが外反母趾になっているケースがありますが、ほとんどの方が両足の外反母趾は同じぐらい進行しているのではないでしょうか。

片足ずつ手術を行う場合、先に手術した足の傷の治りを待ってからもう片方の足の手術を行っていきます。片方ずつ行うことで、入院期間を短くして松葉杖をついていれば生活を送ることができるというメリットがあります。

 

両足同時に手術を行うこともできますが、2~3週間の入院が必要となることもあり、歩行していない分筋肉も衰えやすくなっているので、傷が癒えてからのリハビリに時間がかかることは否めません。ただし、1度の麻酔で両足の手術を行うことができるので、痛みを我慢するのは1度で済むとも言えます。

 

③手術にかかる費用は専門機関によって様々です

一般的には検査や麻酔を含めて片足で20万円から30万円かかると言われていますが、入院する専門機関によっても、適用される保険によってもバラつきがあります。

さらに入院費用もかかりますので、入院する期間によって費用を想定しておくと良いでしょう。

術後もすぐに通常の生活を送ることは難しいため、看護や介護が必要となることが予想される場合は、さらに費用が嵩むこともあります。

 

④術後の過ごし方

両足を手術する場合は、すぐに歩行を開始することができませんので、洗面やトイレに行くにも車椅子を使用して慎重に回復を待ちます。

場合によっては、ベッドの上で行うことが指導されることもあります。

足の指の先の手術とは言え簡単なものではなく、人間は踵だけでは体重を支えられないので、手術箇所の大きさ以上に回復には時間がかかると思っておかなければなりません。

 

⑤退院してからは

手術後2~3日は痛み止めの内服薬や座薬などが処方されます。

化膿しやすい箇所でもありますので、包帯の交換や経過観察に定期的に専門機関を受診することが推奨されています。

退院後もすぐに職場や学校に復帰できない場合もありますので、手術を受けるタイミングについては周囲とも相談し熟考しておく必要があるでしょう。

 

サキュレでの治療方法

 

サキュレでは、手技による外反母趾の矯正の施術を行っております。

外反母趾を自分でマッサージすると大体の場合悪化しがちなのは、親指の付け根で45度から場合によっては90度近く回転して脱臼していることの関係があります。

例えば、肩が脱臼している時に腕を回したら激痛が走るのと同じことが、指の付け根の関節で起こっているということです。まずは正しい位置に固定しなければ、外からの力も筋肉で動かす力も正常に作用しません。そのために、まずは、親指の付け根の関節を調整していきます。

骨盤矯正や頸椎ヘルニアなどの施術と同様に、施術後1回でも見た目はかなり変化します。

施術中の痛みはほとんどなく、数10分程度で完了します。

施術後すぐにハイヒールのパンプスを履くのは避け、なるべく裸足で歩く時間を作って、正常な骨格にしなやかな足の筋肉がつくように心がけましょう。

外反母趾の場合、足のアーチが崩れていることがほとんどですので、施術後も足のアーチを維持できるようにストレッチやエクササイズなどを取り入れると効果的です。

 

中度から重度まで進行した外反母趾になっている方のほとんどは、歩行時の衝撃でも激痛が走るのをかばうように、姿勢が悪くなっていることがあります。

姿勢は見た目の印象が生き生きと見えないこと以上に、体調面にも悪影響を及ぼしますので、外反母趾の施術と同時に全身の状態を整えていきます。

姿勢が良くなれば首がすらっとして小顔に見えたり、猫背が治って二の腕がほっそりしたり、嬉しい効果はたくさんありますよ。

 

サキュレで施術をした人の感想

 

どうしても外反母趾を治しておきたい一心で、手術を受ける前にご相談できて本当に良かったです。

まだすぐにはドレスに合わせたいハイヒールのパンプスを履くことはできませんが、時間をかけて足の健康を取り戻していきたいと思っています。

 

今回施術を受けて、まず30分足らずで見た目が劇的に変化したことに感動しました。

足の指の関節が脱臼するというイメージがなかったので、まさか自分のケアが全て裏目に出ていたとは気づきもしませんでした。

 

外反母趾の施術と一緒に、歪んでいた骨盤も調整していただき、ドレスのサイズが1サイズダウンして、ますます着るのが楽しみです。

これからは痛いから歩かないようにするのではなく、長く歩けるようになって体を引き締めるところまで続けていきたいです。

 

 

嬉しい感想をお寄せいただき、誠にありがとうございます。

 

外反母趾の改善には手術と手技による整体など、さまざまなアプローチがあり、その後の生活スタイルや休める期間などによって選択肢は異なってきます。

あまりにも進行してしまい、手術でなければどうしようもできないというところまで放置してしまうと、その後の完治にも時間を要することになりますので、軽度から中度の段階で施術をスタートできるのが望ましいです。

 

1度の施術で見た目は大きく変わりますが、衰えた筋肉や伸びきった靭帯が回復するには、外反母趾が進行した時間と同じだけ、もしくはそれ以上の時間がかかるかもしれないということを忘れないでください。

調整しながら正常な筋肉をつけていく長期的な目で施術を受け続けることが外反母趾再発の防止にも繋がります。

 

悪化した外反母趾 手術になった場合どれだけ大変? まとめ

 

今回は外反母趾を手術で改善していくには、どのような過程があり、どれだけ大変なのかということについて触れてきました。

手術は受けた直後は劇的に改善されるところにメリットがあり、術後の入院や療養機関が長いことにデメリットがあります。

手術を受けるのが片足なのか両足なのかによっても、その後の生活がどのぐらい大変になるか違ってきますし、手術を受けたからと言ってもう2度と外反母趾にならないとは言い切れません。

それは手技で外反母趾を調整していく時にも同じことが言えます。

 

 

整体では手術のように劇的に改善されることはまずありませんが、入院する必要もなく、消毒や包帯の取り換えなどの手間はもちろんありません。施術後すぐに日常生活を送ることが可能です。

外反母趾になっていると、足の指の筋肉や靭帯が衰えているので、適度に運動しながら足のしなやかさを取り戻すことが最優先です。

 

見た目が良くなったからと言って、そのままあまり歩かない生活を送っていると、外反母趾を何度も繰り返すこともあるのです。正しい骨格に正しい筋肉をつけて、足元から健康を取り戻せるように一緒に考えていきませんか?

 

サキュレでは手術しないと無理だと言われていても、手技による改善が見られた症例も多々あります。また腰痛が治らない、便秘や下痢を繰り返すなど、外反母趾とは関係がないと思われることでも、足にストレスがなくなるだけでこれらの問題が解決してしまうこともあります。

手術でないと治らないから・・・と悪化するのを放置する前に、まずは1度お気軽にご相談ください。

 

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著者:
手術なし手技のみで改善させる外反母趾のエキスパート 加納 芳郎
所持資格:
柔整師、鍼灸師、民間資格多数

自身の原因不明の不調を整体師の先生に救ってもらった経験から治療家の道へ。臨床を積むうちに何をしても繰り返す腰痛や肩こりで悩む人の共通点が足のトラブルだと気づき足の研究を始める。 その後43000人以上の施術経験をつみ阪急武庫之荘駅に神戸外反母趾センターを開業。 全国的で10人にも満たない手技のみで痛みや形を整える兵庫で唯一の外反母趾治療家。外反母趾、巻き爪、足底筋膜炎などの足のエキスパート。 松坂世代で、甲子園べスト16になった時の愛媛県今治西高校のエース。

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