【注意が必要!】指が真っすぐな外反母趾の症状

外反母趾は必ずしも湾曲しているわけではない!

先日、こんなお悩み相談をいただきました。

 

【私は外反母趾なのでしょうか?】

中学生や高校生の頃は部活でテニスに励んでいました。その頃から、練習の時に足の親指の付け根が赤く腫れたり痛みを感じたりすることがありました。

社会人になってからは、そこまで痛いと感じて過ごしてはいなかったのですが、明らかに親指の付け根の骨だけポコッと出ています。

 

でも親指が小指の方に歪んでいる様子もなく、指自体は真っすぐです

外反母趾は親指が曲がっているイメージなのですが、これも外反母趾の症状に入りますか?

 

親指の付け根の骨が出過ぎて靴を選ぶのが大変なので、どんな靴でも履けるようになりたいですし、久しぶりに趣味でテニスやランニングなども再開したいので、治せるのなら早めに治しておきたいです。

 

よろしくお願いします。

 

 

ご質問ありがとうございます。

質問者様のように、足の親指が小指の方向に湾曲していないがために気づくのが遅れがちなのが仮骨性外反母趾で、代表的な外反母趾の種類の一つです。

この外反母趾になるタイプの人は、歩き方の習慣にその原因が潜んでいることがあります。

この質問者様のケースですと、若かりし頃のハードな部活での踏み込み方が、その後の歩き方や骨の形に影響を与えているように見られます。

 

指の方向は真っすぐなのに付け根に痛みがあったり、骨が明らかに突出したりしている人は、既に仮骨性外反母趾が進行している可能性がありますので、重症になる前に専門機関を受診するようにしましょう。

 

外反母趾はおもに5種類ある!

 

①靭帯性外反母趾

既にご存知の方も多いと思いますが、足には体の全体重を支えて分散するために縦方向に2つ、横方向に1つのアーチ、すなわち靭帯が通っています。

これらの靭帯が全てバランス良く使われ、常にしなやかに伸縮をしているのが理想的な状態です。

何らかの理由によりこれらのバランスが崩れた時、靭帯が退化し衝撃を吸収・分散できなくなります。そこで受け止めきれなくなった衝撃を受け止めることになるのが首・腰・膝・踵・踝・足の親指の付け根などで、その人の歩き方や姿勢などによって負担がかかる場所が違ってきます。

人体が退化することで足の指が均等に踏ん張る力を損ない、親指が小指の方向に流れるようになるのが靭帯性外反母趾です。

 

②仮骨性外反母趾

質問者様のように、足の指は真っすぐなのに親指の付け根の骨だけ突出しているタイプの外反母趾です。歩き方や姿勢の影響により、その骨を打ち付けるほどの衝撃を与えられ続けた結果、骨が防衛本能で肥大化するものです。

昔スポーツをしていた人に多く、特にバスケットボールやテニス、サッカーなど急に走ったり止まったりする運動の多いスポーツをしている人、していた人は注意が必要です。

他にも、X脚で内股気味の人は足の内側に体重がかかりやすいので、足首を痛めやすく、この仮骨性外反母趾になりやすい傾向にあります。

 

③混合性外反母趾

混合という名前の通り、靭帯性外反母趾と仮骨性外反母趾を混合させた外反母趾のことです。

靭帯性外反母趾を先に発症してから足の親指が湾曲した結果、付け根の骨が靴に当たるようになり、衝撃を受けて骨が肥大化するパターンもあります。

逆に、仮骨性外反母趾を発症してその違和感をかばうために歩き方の重心が変わり、3つのアーチを使わなくなったことから靭帯性外反母趾を併発するパターンもあるのです。

どちらの症状がより重症なのかを見極めて改善していく必要があり、できれば混合性にまで症状が進む前にケアを始められると良いですね。

 

④ハンマートゥ性外反母趾

足を上から見た時には何も異常がないように見えますが、横から見たときに地面から浮いているのがハンマートゥ性外反母趾です。

この外反母趾になる要因はいくつかあり、小さい頃から大き過ぎる靴を履いていて脱げないように指でロックして歩く癖のある人がなることもありますし、小さ過ぎる靴を履いて指が縮こまったまま指先を使わず踏ん張る力が弱い人がなることもあります。

最近ではミュールのように引っ掛けて歩くつっかけタイプの靴が流行していることもあり、きちんと足の指で地面を掴むように歩くことが減っていることから、若い女性でもこのタイプの外反母趾になっていることがあります。

子供も大人も靴を選ぶ際は、足首が固定され、靴の中で足の指がきちんと踏ん張れる余地があるかどうかを考えて選ぶようにしたいですね。

 

⑤病変性外反母趾

リュウマチにより骨が変形する、ヘバーデン結節により通常では考えられないスピードで骨の変形が進行する、などの症状で足の骨が外反母趾のように見えるのが病変性外反母趾であり、他の外反母趾とは一線を画す種類のものになります。

これはレントゲン写真での検査よりも、血液検査などで判明することが多く、そのケアもサポーターや歩き方の改善などではなくリュウマチそのものに対してケアしていかなければなりません。

特に、関節が痛むなどの症状が現れている場合は早めに専門機関を受診するようにしましょう。

 

仮骨性外反母趾になりやすい人の特徴と対策

 

足の指がきちんと使われていない

裸足で地面を歩いた時に、足の指はきちんと着地とともに広がり、均等に体重を分散し、蹴りだすことはできていますか?

指先がほとんど動かず、親指側に体重がかかって、親指以外の指が浮いたまま歩いているという方は要注意です。

この予防のためには、ハンドタオルを足の指で掴むのが有効です。ハンドタオルを床に置き、それを足の指を使って拾うだけの簡単な運動です。慣れてきたらタオルをティッシュに置き換えるなど、より薄いものでも掴めるようになれると足の指がきちんと使えているということになります。

 

近年、子供の外反母趾も問題になっており、足の指の筋肉の少ない子供が増えています。

お子さんと一緒に足の指でじゃんけんをして遊ぶなど、遊びながら一緒に改善していけると良いですね。

 

靴の選び方が間違っている

足の親指の骨が靴にあたることが気になり大きめの靴を履いている人は、靴の中で指が遊んでいる可能性があります。

靴が脱げないように指に引っ掛けて歩く習慣がついてしまい、靴を引きずって歩いていると踵で着地してつま先で蹴りだす基本動作ができなくなってしまいます。

靴の底が減りやすい人、靴を引きずるためにふくらはぎが張りやすい人は要注意です。

 

足に合う靴がないと感じている人は、靴を自分の足の方に合わせてオーダーできるお店も増えてきていますので、選択肢の一つに取り入れてみてはいかがでしょうか。

仕事柄、堅い印象の靴を履かなければならない人も、素材や製法などにより足に馴染みやすいものが日本製のものから海外のものまで広く出回っていますので、専門家の意見を参考にすると良いでしょう。

 

専門機関での外反母趾の手術と予防

 

一般的なのは中足骨を切り出してから矯正していく方法です。

中足骨とは足の指先(指骨)と甲(足根骨)の間にある横アーチにより開いたり閉じたりしている足の中間にある骨です。

仮骨性外反母趾の場合は親指の中足骨が突出していることがほとんどですので、この骨を切り出してから、横アーチを保護するためにサポーターなどで矯正していきます。

 

手術自体は局部麻酔を行い、手術は1時間程度で終わります。

歩かなければ足の筋肉が落ちてしまうので、手術の翌日からリハビリが始まりますが、通常の靴を履けるようになるのは2ヵ月程度余裕を見ておいた方が良いでしょう。

 

術後の矯正方法としては親指と人差し指の間にクッションのようなものを挟む、親指を固定し中足骨の付け根と連動したサポーターを装着するなどの方法があります。

サポーターをしているだけでは筋力が低下するので、足指じゃんけんやグーパー体操などの足指の運動は毎日続けるのが望ましいとされています。

 

外反母趾の外科的手術は即効性があり、骨の肥大化を小さくするには最短コースの施術ではありますが、日常生活にすぐに戻れないというデメリットもあります。

また高齢者の場合は手術そのものが行えない状況であることもありますし、成長期のお子様の場合は学校生活に支障を来すことも避けたいと思いますので、外反母趾の手術に踏み切ることができるのは様々な条件が揃った時と言えそうです。

 

専門機関では、一人ひとりの足に合わせたインソールを保険適用で作ることができます。

外反母趾の人は偏平足になっていることがほとんどですので、インソールを使うことで足のアーチが回復し偏平足の予防にもなります。

偏平足は足が疲れやすく、浮腫みなどの症状としても現れますので、外反母趾の施術後の経過にはサポーターと一緒にインソールの併用は効果的です。

 

サキュレでの治療方法

 

接骨院で外反母趾の矯正?と思われるかもしれませんが、足の骨も骨格の一つです。

サキュレでは、今までは手術でないと完治は難しいと思われてきた外反母趾の矯正も手技にて行っております。

しかし、1回の施術で痛みがなくなったとしても、定期的に通い続けることを忘れないようにしましょう。

骨盤や腰の整骨も1回で終わるということはありませんよね。

私たちは知らない間に歩き方や立ち方、寝る姿勢にも癖がついていて、その癖が姿勢や骨格を歪めていることはよくある話です。

1回の施術で痛みが軽減しても、また同じような症状に悩まされることになります。

そうならないために、良い癖を定着させていかなければなりません。

 

外反母趾の施術も同じで、定期的に施術をしながら歩き方や体重のかけ方に気をつけて過ごすことで再発の防止に繋がります。

 

 

サキュレで施術をした人の感想

 

自分は足の親指が変形していないから外反母趾ではないと思っていたのに、足の付け根の骨が出っ張っているだけでも外反母趾であるということを聞き、とてもびっくりしました。

そして、知らない間に足の靭帯が弱くなっていたようで、混合性外反母趾になりかけていたのも自分では気づかなかった所でした。

 

色々な情報を調べると、出っ張った骨は手術しなければならないと落ち込んでいたのですが、長期間仕事も休めないですし、術後安静にしているのは難しい仕事なので、外反母趾を整体により手技で矯正の施術をしていただけて助かりました。

 

これからも定期的に通って外反母趾の再発を予防したいと思います。

昔から太りにくい体質だったのにどんどん下半身太りするようになっていたのも、外反母趾や歩き方に原因があったことを知り、これからは無理なダイエットをせずに正しい歩き方で綺麗に痩せることも心がけたいです。

 

 

嬉しい感想をお寄せいただき、誠にありがとうございます。

 

サキュレでは、今までは手術でないと改善しないと思われてきた外反母趾の矯正方法で、痛みのない施術を提案しています。

稀に病変性の外反母趾もありその場合は矯正だけでの完治では難しくなりますが、早期発見と早めのケアのお手伝いをしたいと考えています。

 

注意が必要!指が真っすぐな外反母趾の症状 まとめ

 

指の変形が見られないために外反母趾と思われることの少ない仮骨性外反母趾について、お話してきました。

足の親指の付け根の骨だけが出っ張っているのも外反母趾の一種です。

骨が肥大化している時点で、その部分に受け止めきれない衝撃がかかっているということを意味しており、この先もどんどん肥大化していく可能性があります。

 

仮骨性外反母趾の改善において大切なのは、その骨にかかる衝撃を和らげることと、その骨をかばうためにバランスの崩れた姿勢や歩き方を正しくすることです。

そのためには足の骨だけでなく全身のバランスを見ることも必要ですし、仮骨性外反母趾から混合性外反母趾に進行しないように、足のアーチを劣化させないように鍛えておくことも必要です。

 

それらの全体の状態を自分だけで判断することは難しいので、自分が外反母趾になっている可能性があると疑問に思った時点で相談するようにしましょう。

 

接骨院サキュレでも、外反母趾の矯正のための施術を完全手技にて行っております。

外反母趾は治療そのものも大切ですが、治療後の歩き方や外反母趾をかばうによって歪んでしまった骨格を整えることも重要になってきます。足の健康と体の健康を一緒に考えていきませんか?外反母趾を改善することで、なかなか痩せなかった下半身がスッキリすることもあります。

 

長く外反母趾を治療してきたけれど思うような結果が得られなかった方、外反母趾になりかけているのが気になっている方、まずはお気軽にご相談ください。

 

 

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著者:
手術なし手技のみで改善させる外反母趾のエキスパート 加納 芳郎
所持資格:
柔整師、鍼灸師、民間資格多数

自身の原因不明の不調を整体師の先生に救ってもらった経験から治療家の道へ。臨床を積むうちに何をしても繰り返す腰痛や肩こりで悩む人の共通点が足のトラブルだと気づき足の研究を始める。 その後43000人以上の施術経験をつみ阪急武庫之荘駅に神戸外反母趾センターを開業。 全国的で10人にも満たない手技のみで痛みや形を整える兵庫で唯一の外反母趾治療家。外反母趾、巻き爪、足底筋膜炎などの足のエキスパート。 松坂世代で、甲子園べスト16になった時の愛媛県今治西高校のエース。

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